愛媛県松山市の山中にある住宅で台湾マフィアの男らと共謀し、覚せい剤を密造した罪などに問われている女の初公判が6日に開かれ、女は共犯にはあたらないとして起訴内容を一部否認しました。
覚せい剤取締法違反の罪に問われているのは、松山市桑原の無職・梶原久枝被告(72)です。
起訴状などによりますと、梶原被告は台湾マフィアの男らと共謀し、去年5月、松山市浅海原の住宅などで覚せい剤およそ103グラムを密造し、一部を使用したということです。
松山地裁で開かれた6日の初公判で梶原被告は使用については起訴内容を認めましたが、密造については「車でメンバーを送迎しただけだ」として否認しました。
検察側は犯行グループが、2022年から久万高原の廃校や松山市桑原にある梶原被告の自宅、それに市内浅海原の賃貸住宅を転々としながら覚せい剤を密造していたことを明らかにしました。
また、市内浅海原の賃貸住宅からは、グループが製薬会社から購入したとみられる覚せい剤の成分が含まれている薬およそ1万5000錠を溶かした水溶液や、密造に使った器具などが見つかったということです。
一方、弁護側は、梶原被告について、密造の共犯ではなく、犯罪の手助けをしたほう助にとどまると主張しました。次の裁判は、今月9日に開かれる予定です。
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