年の瀬が近づく中、青森県風間浦村では、青森ヒバを使った2025年の干支のヘビの置物づくりがピークを迎えています。

青森県風間浦村易国間にある工房「わいどの木」で作業が進められているのは、2025年の干支であるヘビの親子をかたどった置物です。

工房を運営している村口産業では、20年以上前から青森ヒバを使った干支の置物づくりを行っていて、11月上旬から始まった今回の作業は、今ピークを迎えています。

作業場では、ヒバの香りが漂う中、制作担当の蝦名千雪さんが「糸のこぎり」を使って木材から切り出して、仕上げに「やすりがけ」を行い、可愛らしい親子のヘビの置物を完成させていきました。

蝦名さんは、十二支の中でヘビは曲線が特徴で最もつくるのが難しいといいます。

蝦名千雪さん
「ヘビの曲線を切るのが難しかったです。巳年は、金運が上昇すると言われているので、玄関に飾ってもらって皆さんに幸運を引き寄せてもらいたいと思って作っています」

ヘビの置物は「わいどの木」のほか、むつ下北観光物産館やオンラインショップでも販売されています。