【北海道】飛散量は前年比で半減
冬から春の気温は平年より高くなる傾向で、4月以降の寒さが緩むタイミングでシラカバ花粉が飛び始めます。花粉の飛散開始時期は過去10年の平均と比べると、やや早くなる予想。道南や道央など早い所では4月中旬、そのほかのエリアでも4月下旬から5月にかけてシラカバ花粉のシーズンに入るとみています。
本格飛散は、道南や道央でゴールデンウイーク前後、道北や道東では、5月上旬~中旬で、5月下旬になると段々と飛散量は少なくなる見込みです。
例年、北海道では飛散開始後、数日で本格的な飛散となる傾向があるため、4月に入ったら対策を始めるのがよさそうです。【画像④】

2024年夏の気温は平年に比べてかなり高くなり、日照時間も平年を上回った地域が多くなりました。
2024年のシラカバ花粉の飛散量は前年、平年を大きく上回り、2025年は前年の反動で飛散量が少なくなる「裏年」になると見込み、2025年春のシラカバ花粉の飛散量は前年の48%、平年の84%となる予想です。
前年に比べて飛散量は減少するものの、晴れて風の強い日には大量の花粉が飛散するため、しっかりと花粉対策をしてください。【画像⑤】

・北海道
花粉飛散量:前年比48%、平年比84%
花粉シーズンイン予想:4月中旬
花粉シーズンアウト予想:6月上旬