大分県内の10月の有効求人倍率は1.38倍で前の月を上回り、2か月ぶりに上昇しました。
大分労働局によりますと、県内の10月の有効求人倍率は1.38倍でした。これは前の月を0.04ポイント上回り、2か月ぶりに上昇しました。

九州の中では最も高い水準を維持しています。ハローワーク別にみると大分が1.69倍と最も高くなっています。一方、新規求人数は前の年の同じ月と比べて0.8%減少しました。主要な9業種別にみると運輸・郵便や生活関連サービス・娯楽など5業種で増加しています。
大分労働局は「有効求人倍率は高水準だが、改善の動きにやや足踏み感がみられる。物価上昇などが雇用に与える影響について注視が必要」としています。