山梨県笛吹市の自宅で20代の妹を手製のやりで突き刺し殺害しようとした罪に問われた男に懲役4年の実刑判決が言い渡されました。

笛吹市の無職 小野拓実被告28歳は去年6月、笛吹市の自宅で包丁を使った手製のやりで同居する20代の妹を突き刺し殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われています。

甲府地裁で4日に開かれた裁判員裁判の判決で三上潤裁判長は「頭や腹を何度も突き命を奪う危険性が高く、ある程度の計画性を備えた犯行」と指摘しました。
一方で182万円の治療費を支払って反省の態度を示していることなどから懲役5年の求刑に対し、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。