太平洋で獲れるクロマグロの資源管理を話し合う国際会議で、日本の近海を含む太平洋での大型魚の漁獲枠を来年から1.5倍増やすことで正式に合意しました。
本マグロと呼ばれ、寿司や刺身として人気がある「クロマグロ」は、乱獲などにより資源量が大幅に減少したことから国際的な資源管理を行っています。
先月末からきょう(3日)までフィジーで漁獲枠などが話し合われた国際会議には、日本やアメリカ、中国など26の国と地域が参加。
焦点となっていた日本の近海を含む太平洋でのクロマグロの漁獲枠については国際的な資源量が回復傾向にあることから、▼30キロ以上の大型魚はこれまでの1.5倍に、▼30キロ未満の小型魚はこれまでの1.1倍に増やすことで正式に合意しました。
大型魚の増枠は2021年以来3年ぶり、小型魚については漁獲規制が始まった2015年以降初めてです。
今回の合意により来年から日本が漁獲できる太平洋クロマグロは3200トン余り増え、合わせて1万2828トンになるということです。
水産庁は今後、各都道府県などへの割りふりを議論する予定としています。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
