本格的な冬を前にサクラの木も寒さへ備えます。
盛岡市の石割桜に雪囲いが取り付けられました。

盛岡市内丸の盛岡地方裁判所前にあるエドヒガンザクラ・石割桜は樹齢350年から400年と推定されていて、国の天然記念物に指定されています。
3日は市内の造園業者「豊香園」の庭師6人が寒さを防ぐために木の幹にわら製のこもを巻いたほか、枝が雪の重みで折れないように高さ13メートルほどの支柱から伸びる80本の綱に枝先を結び吊り上げる「雪囲い」の作業を進めました。

(豊香園 藤村尚樹社長)
「この寒い冬を乗り越えて、来年またきれいな花を咲かせてくれるといいなと思います」

石割桜は2025年3月中旬まで冬の装いとなります。