集落の守護神を祀る「神屋(カミヤー)」がうるま市の石川嘉手苅区に完成し、地域の住民らにお披露目されました。

うるま市の石川嘉手苅区では長年、集落の守護神「渡口大主(とぐちうふぬし)」を拝所に預けて他の香炉とともに祀っていました。

しかし、地域住民から集落の祭祀に欠かせない「渡口大主」を拝める場所を求める要望が出され、このほど寄付金を基に公民館の敷地内に新たに神屋を建設しました。

落成祝賀会では区民らが焼香をするなどして神屋の完成を祝いました。

▽嘉手苅区自治会 山城稔会長
「嘉手苅区の発展、無病息災が必ず叶うと思う。区民の皆さんが喜んでおります」

石川嘉手苅区ではこの神屋を中心に地域住民らの交流が深まり集落の活気につながればと期待を寄せていました。