こちらは2日午後、青森県弘前市の住宅街で青森テレビのカメラが捉えられた「サル」の様子です。住宅の屋根の上にいるところを警察や市の職員が取り囲み、捕獲を試みましたが、サルは逃げて姿を見失いました。市は見つけても刺激せずに連絡するよう呼びかけています。

2日午後3時過ぎに弘前市八幡町で捉えた「サル」です。住宅の屋根にのぼったところを、警察や市の職員が取り囲み捕獲を試みたもののサルは逃げていきます。

弘前市では2日、サルの目撃が相次ぎました。

2日午前10時ごろに青山1丁目の市営住宅で目撃されたあと、午後1時50分頃に弘前八幡宮、午後3時頃に八幡町の住宅や城北公園などで目撃されています。

このうち、弘前八幡宮では神社の職員が屋根にいるところを発見し、警察に通報しました。

サルの目撃者
「1mぐらい。結構大きかった大人のサル。初めて見ました。サルは」

連絡を受けた市の職員や警察官が現場に駆けつけ、午後3時頃に八幡宮周辺の住宅でサルを見つけました。

30分ほど捕獲しようと試みましたが、サルは逃げていったということです。

その後、弘前市に対して午後4時20分に弘前公園の東側にあるピクニック広場で、午後4時半頃には弘前中央高校周辺の水路でサルを目撃したという情報が寄せられたということです。

弘前市は、サルを見つけても刺激せずに連絡するよう呼びかけています。