隠ぺい工作否定も客観的証拠なく…

迎えた11月29日の会見、田畑議員は架空で党員登録した分の党費は親族が支払っていたとし、親族が亡くなってからは父親が支払っていたと述べました。
一方で企業献金を党費に充てていたとする疑惑については否定し、音声データの発言については「電話の相手が旧知の仲で何とか穏便に済ますことができないかと思って方策を相談した」と述べ、隠ぺいや口裏合わせの意図はないとしました。

毛田千代丸キャスター
「本当に真実を語っていらっしゃるんでしょうか?」
田畑裕明 衆議院議員
「真実を申し上げております」
毛田千代丸キャスター
「当然そのご親族の方亡くなっておられるので、こちらとしては真偽を確かめようがないわけですね。なので何か客観的な証拠というか文書みたいなものがあれば示していただきたい」
田畑裕明 衆議院議員
「特段ございませんが、調査におきまして、冒頭申し上げました第三者の専門家の調査を受けまして、そこも含めて今お答えをさせていただいてるということで、ご理解いただきたいと思います」
親族が党員登録などを行った経緯について、田畑議員が客観的な証拠を示すことはありませんでした。
報道陣からの質問が止まない中、「次の予定がある」として会見を50分ほどで終え、会場を後にしました。