頻発する豪雨など大規模な災害に備えて、国の予算がどのような事業に使われたかを紹介する展示が、2日岩手県庁で始まりました。

この展示は国の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」の事業の内容や予算の使用状況をパネルで紹介するものです。
岩手県内では今年度までの4年間で、市町村分と合わせておよそ935億円の予算が配分されています。
このうち2016年と2019年の2度にわたり台風による洪水被害に見舞われた岩泉町の小本川では、堤防の整備や川の氾濫を抑制する掘削工事によって8月の台風5号による被害が発生しなかったことが報告されています。

展示は13日まで県庁1階県民室で開かれています。