12月1日は「地域防災の日」です。

静岡県内各地でも防災訓練が実施され、静岡市では地域住民と消防が連携した訓練が行われました。

今から80年前の1944年に発生した南海トラフ地震の教訓から、各地の自主防災組織が地域の特性をふまえた訓練を行う地域防災訓練。

地元住民約270人が参加した静岡市葵区柳町の訓練では、参加者は消防隊員から毛布を使った担架の作り方や可搬式ポンプの使い方などを学び、いざという時の対応力を身につけていました。

<参加した住民>
「ホースが思ったより重くて大変だった」

<参加した住民>
「こうやって地域の人と集まる機会があまりないものですから、きょう良い機会だなと思いました」

2023年は津波注意報の発表の影響で訓練を中止する市町もあったことから2年ぶりに県下全域での本格開催となり、12月1日だけで約65万人が参加したということです。