藤澤さんは施設班リーダーで、リンクづくり歴およそ30年のベテランです。
今シーズンのリンクづくりは気温が高く推移したことから例年よりも遅い11月16日に氷を張る作業が始まりました。

(藤澤浩二さん)
「散水作業でリンクの上で氷を作る作業をやっていた このシーズンこの1週間で決まってしまいます」

リンクは、冷凍機でマイナス14度に冷やした不凍液が循環する床の上に何度も水をまくことで氷が張られていきます。
この製法は施設が完成した当時から変わりません。

「きれいに洗い飛ばしてやってきれいな水をのせてやって、それが凍るようにしてやらないといけない。気合いれてないとふっとばされて後ろに飛んでいってしまいます」

枯葉や虫などを取り除き均等に水をまく。
これを何日も繰り返すリンクづくりは手間がかかります。
作業は深夜まで行われることも。
寒さに耐えながらの体力勝負です。