アメリカ・ニューヨークで感謝祭恒例のパレードが100周年の節目を迎えました。パレードを長年、自宅の窓から撮り続けてきた写真家にその思いを聞きました。
老舗百貨店「メイシーズ」の感謝祭パレード。セントラルパークをスタートし、マンハッタンの中心地までおよそ4キロを進みます。
記者
「あいにくの雨ですが、沿道にはたくさんの人が集まっています。また大きなバルーンが来ました。日本でもおなじみ、ドラゴンボールです」
ディズニーや人気アニメのキャラクターも次々登場、パレードを盛り上げました。
毎年、沿道には世界中から多くの人が集まり、テレビの生中継は全米で5000万人以上が視聴するとも言われています。
観客
「寒いです。でもその価値がある最高の体験です」
「何年もニューヨークに住んでいるけど初めてです。興奮しています」
パレードが始まったのは今からちょうど100年前の1924年のこと。もともとはホリデーショッピングの宣伝が目的でしたが、今やニューヨークの冬の風物詩です。
フォトグラファー エリザベス・カハナさん
「大きいのが来た、ミニーマウスよ」
フォトグラファーのカハナさんは25年間、自宅の「窓」からパレードを撮り続けてきました。この国に住む多様な人々を団結させる象徴的なイベントだと話します。
フォトグラファー エリザベス・カハナさん
「このパレードは100年間、何世代にもわたって愛されてきました。こうやって人々がコミュニティとして団結していきます」
パレードは第二次世界大戦下の3年間を除き毎年開催され、「同時多発テロ」や「コロナのパンデミック」があった年でさえ、途切れることはありませんでした。そして今、カハナさんはこの伝統への思いを強くしています。
フォトグラファー エリザベス・カハナさん
「この国の雰囲気を見てください、分断しています。でもパレードは私たちの心をひとつにします。とても悲しい戦争も起こっています。人々を元気づけるようなもの、ホリデーの喜びが必要です」
大統領選でもアメリカの「分断」が露わになる中、カハナさんはこれからも“変わらない景色”が撮れることを願っています。
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