新潟県三条市の企業が、100年の歴史を持つ幻のピアノ『エラール』の音色で“創業100年”を祝いました。

三条市出身の全盲シンガーソングライター・佐藤ひらりさんの弾き語りで、豊かな音色を響かせるフランス製の『エラール』。

国内に4台しかないこのピアノは1930年製で、もうすぐ100歳。
創業100年を迎えた、新潟県三条市の『マルト長谷川工作所』の記念式典に登場しました。

1924年に創業したマルト長谷川工作所は、「KEIBA」のブランドで、ニッパーをはじめ1000種類以上の製品を手掛ける国内有数の作業工具メーカー。
北米ではシェア・ナンバーワンを誇ります。

11月28日、11時28分に始まった『100周年式典1128』。
「いいニッパー(1128)」にこだわりました。

【4代目社長 長谷川直哉さん】
「皆さんと歯を食いしばって、皆さんに助けていただいて、そして社員と歯を食いしばりあって、何回も壁を乗り越えてきた…。そんな100年であります」

三条で奏でられたピアノと企業のコラボレーションでは、それぞれの“100年”が響いていました。