ロシアのプーチン大統領は、ウクライナが射程の長いミサイルでロシア領内を攻撃したことへの報復として、ミサイル100発などで攻撃を行ったと表明しました。さらに、今後は報復攻撃の標的として、ウクライナの「意思決定の中枢」を選ぶ可能性があると警告しました。
ロシア プーチン大統領
「標的となりえるのは軍事施設か軍需産業、キーウにある意思決定の中枢も可能性がある」
プーチン大統領は28日、カザフスタンで行われたロシア主導の軍事同盟CSTO=集団安全保障条約機構の首脳会議に出席し、ウクライナに対し、2日間でミサイル100発、ドローン466機で報復攻撃を行ったと明らかにしました。
このうち、けさの攻撃では17か所の軍事施設などが対象になったとしました。
そのうえで、今後の報復攻撃には極超音速の新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を再び使うこともありえるとし、その標的に「ウクライナの意思決定の中枢を選ぶ可能性がある」と述べ、政府中枢への攻撃を示唆し、警告しました。
また、「オレシュニク」を大量に発射すれば「その威力は核兵器に匹敵する」と強調しています。
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









