訓練では警備員らがさすまたやショッピングカートを使い不審者の動きを制限しつつ、別のスタッフが警察へ通報し、現場の画像を撮影し送信する流れを確認しました。

(スタッフ 野呂菜々美さん)
「警察の方に110番通報をして映像転送する役を行った。スマートフォンは誰でも持っているものだと思うので、簡単に警察の方に状況を伝えることができるのではないかと思った」
(盛岡西警察署 柳谷裕司警備課長)
「警察官が臨場する場所や方法などについても検討できる。非常に有効で、もし万が一犯人が逃げた場合、犯人の人相、着衣などについても迅速に手配できるので非常に有効」

岩手県警によりますと、110番映像通報システムを活用することにより、映像や画像でより詳しく現場の状況を伝えることができるということです。

県警は必要に応じてのシステム活用の協力を県民に呼びかける方針です。