きょう、臨時国会が召集されます。先の衆院選後、初めてとなる本格的な論戦の場で、今年度の補正予算案や政治改革の実現などをめぐり与野党の議論が交わされます。国会から中継です。
与党が議席の過半数を割り込み、国会論戦の景色が一変するなか、石破総理はけさ、「丁寧に国会運営をしていきたい」と意気込みを語りました。
石破総理
「自公というのが基本ですけども、より丁寧に、各党のご意見を聞きながら国会を運営していきたい」
臨時国会では、今年度補正予算案の審議のほか、政治改革の実現に向けて政治資金規正法の再改正などをめぐり、与野党の本格的な論戦が交わされます。
政治改革をめぐっては、自民党が慎重な姿勢の「企業・団体献金」の禁止をめぐる議論が焦点です。
立憲民主党などは禁止に向けて野党案の作成を目指すなど攻勢を強めていますが、国民民主党はその議論にも参加しないなど、足並みの乱れも目立っています。
少数与党となるなか、着実に法案を成立させたい自公と、結束して政権に対峙したい立憲民主党による多数派形成をめぐる攻防で、国民民主党の存在感が高まる結果となっています。
Q.もう1つの焦点の、いわゆる年収「103万円の壁」の引き上げをめぐる与党と国民民主党の協議で進展はあったのでしょうか?
けさ、3党の税調会長が2回目の協議をおこない、与党側は引き上げの狙いのほか、実施の時期や財源の確保策などについて確認し、国民側は持ち帰ったということで、いまだ具体論には踏み込めず、議論は難航しています。
注目の記事
【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
