忘年会や新年会が続く年末年始を前に、悪質な客引き行為を防ぎます。
山口県下関市の繁華街・豊前田通りの街路灯にフラッグが取り付けられました。

フラッグには「No!客引き」と書かれています。
作業員が、下関市豊前田町の繁華街およそ350メートルにある39の街路灯に掲げました。

地元飲食店の関係者などでつくる「豊前田周辺繁華街客引き適正化協議会」と警察、市が合同で企画しました。

豊前田地区では一部のマナーの悪い客引き行為に、地域住民などから苦情の声が寄せられていたといいます。協議会は今年7月、自主ルールを定め、道や公園など公共の場所やほかの店の妨げになる客引きなどを違反としました。

地区のルールなので罰則はありませんが、状況が改善されないと、行政に罰則のある規制を求めざるを得ないと危ぐしています。

協議会などは来月もPRを行い、協力を求めることにしています。