冬を迎える準備の様子やこれからの時期にお薦めのグルメなどを紹介するシリーズ「いわての冬支度」。3回目は冬の保存食の一つ「干し柿」についてです。トロトロの食感と濃厚な甘さが魅力の干し柿のちょっと変わった食べ方も紹介します。

花巻市石鳥谷町の熊谷圭子さんの家では、2024年も玄関前の庭にある樹齢70年以上の柿の木にたくさんの実がなりました。
熊谷さんは今シーズン10月中旬に収穫した300個の実を干し柿にしました。
300個もの実の皮をむくのは大変です。


熊谷さんはこの皮むき器を使ってくるくると実を回して皮をむいていきます。
皮をむいたらT字に残した枝を糸で結んでいきます。

(熊谷圭子さん)
「楽しみになってきました 今年で3回目なんですけど (まだ3回目?)
母親がやっていて亡くなってから自分でやりだしたんです。そしたらなんか楽しくなってきて こんなかんじです」

そして柿の表面を熱湯で消毒したら風通しの良い場所で干していきます。
ここで素朴な疑問が…。