中東レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘を続けるイスラエルの内閣は、停戦案を承認しました。
イスラエル首相府は26日、去年10月以降続くヒズボラとの戦闘について、アメリカの示した停戦案が閣議で承認されたと発表しました。
閣議では10人が賛成、1人が反対だったということです。
これに先立ち、ビデオ演説したイスラエルのネタニヤフ首相は停戦を支持する理由について「イランの脅威に焦点を当てるため」としたほか、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラム組織ハマスを「孤立無援にするため」だと説明。
そのうえで「いかなる合意の違反にも強力に対応するつもりだ」などと警告しました。
イスラエル首相府は停戦案の内容を明らかにしていませんが、これまでの協議では、60日間の停戦期間中にイスラエル軍がレバノンから撤退する一方、ヒズボラは国境から北に30キロ離れたリタニ川より北側に重火器を移動させると報じられています。
イスラエルとヒズボラの戦闘は去年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃を契機に始まり、レバノンではこれまでに3800人以上が死亡。イスラエルでも100人以上が死亡したほか、双方ともに国境近くの住民が退避生活を余儀なくされています。
注目の記事
「とにかく餅」正月の食べ方に注意 血糖値が急上昇?!糖尿病専門医が警鐘 2個でご飯茶碗1杯 おせち1食で塩分10g超も

「元上司らに殺害された夫、遺体はクリスマスに帰ってきた」社会から忘れられていた「被害者家族」戦い続けた妻の20年

「罪悪感なく食べられる」と女性に大人気…“新食感”の「豆腐麺」とは?【THE TIME,】

年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると









