高規格道路のうち未整備で途切れている区間、いわゆる「ミッシングリンク」の早期解消を求めて、鳥取県や島根県など、10の県で組織する知事会議は、26日、国土交通省に要望を行いました。

鳥取県の平井伸治知事らは、国交省に高見康裕政務官を訪ね、要望書を手渡しました。

10県の知事会議などでは、ミッシングリンクの解消は経済や観光振興だけでなく、大規模災害時の生命線として不可欠な社会インフラであり、早期解消が必要などと訴えています。

山陰の高規格道路である山陰自動車道と鳥取自動車道、米子自動車道などは、いずれも、ミッシングリンクが生じている状況です。

平井伸治知事
「南海トラフを始め、大きな災害が予見される中、こういう最後のミッシングリンクをつないでいくことの重要性は高まっている。」

これに対し、高見政務官は
「財務省に対する予算要求も一緒にやり、ミッシングリンク解消に頑張りたい」
などと、応じたということです。