小説「坊っちゃん」の世界観を体験しながら楽しむことのできる、観客参加型の演劇が道後温泉の宿泊施設で披露され、地元の中学生が舞台を満喫しました。
道後温泉の宿泊施設、「にぎたつ会館」が団体旅行者向けの商品として企画した観客参加型の演劇「レジリエンス・イマーシブシアター」。
夏目漱石の小説「坊っちゃん」を現代風にアレンジしたシナリオになっていて、25日は招待された道後中学の生徒が舞台を楽しみました。
会場には学校の教室に見立て配置されたという客席と、その周りを取り囲むように明治時代の雰囲気が再現された舞台のセットが並んでいて、観客は演劇を間近で見ながら物語の世界を満喫できます。
坊っちゃんやマドンナ役を演じるのは坊っちゃん劇場の俳優陣で、25日は中学生たちも「生徒役」で飛び入り参加。
漱石が描いた小説の世界観を自ら演じながら楽しんでいました。
道後中学校3年・富永隼翔さん
「演者さんと話せたことが楽しかった。みんなが楽しめるように、アドリブできたのが楽しかった」
「にぎたつ会館」では、この観客参加型の舞台を今後、修学旅行生や団体客を呼び込むための商品として売り出したい考えで、担当者は「松山市や道後温泉の新たな観光資源になれば」と話していました。
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