総力戦で勝利したからこそ2区3区の人も

おじが亡くなってからはその息子に党費の支払いを引き継いだことにすると支援者に口裏合わせを持ちかけています。

自民党 田畑裕明 議員
「田畑事務所の党費として引き継いだ分ちゃんと支払うようにしてくれっていうのが引き継がれとったので(おじの息子は)よく分からなかったけどっていうか、そういう経緯で引き継ぎ、申し送りがあったので払っとったんだっていうことで」

毛田千代丸キャスター
「音声データの中で口裏合わせをした内容と今の説明ってほぼ同じ内容。信用に足ると思いますか」

自民党富山市連幹事長 高田重信 富山市議
「いや、だから本当に不信感ですよね。今となれば。毎日の報道を聞いていると、どうなっとんがだということを本当に強く疑義を感じているところです」

10月の衆院選ではわずか738票差で薄氷の勝利を手にした田畑議員。選挙戦終盤には県連内で情勢の不利を伝える緊急通達が出され、富山2区、3区からも県議や市議らが選挙応援に入ったといいます。

自民党富山市連幹事長 高田重信 富山市議
「自民党全部で総力戦であったから勝ったという。そういったことも踏まえると2区、3区の人も不信に思っておられるんではないかという心配は。心配というか現実そうではないかなと」

富山市連は田畑議員に事実関係を調べて報告するよう求めていますが、22日時点で報告はないということです。

身内である自民党議員からも不信感がぬぐえないという声が上がっている田畑議員。今後の説明次第では、政治家としての資質も問われそうです。