岩手県奥州市出身で、メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本時間の22日、今シーズンのナショナルリーグの最優秀選手=MVPに選ばれました。2年連続3度目、いずれも満票での選出で、指名打者専任として受賞するのはMLB史上初めてです。さらにアメリカンリーグとナショナルリーグ両方での受賞は史上2人目、3度のMVP選出は12人目となります。

今シーズンの大谷は、指名打者(DH)として史上初の50本塁打・50盗塁を達成し、通算でリーグトップの54本塁打、130打点、盗塁数も2位の59まで伸ばすなど、圧倒的な成績を収めました。移籍1年目のドジャースで、チームの地区優勝、ワールドシリーズ優勝に大きく貢献しました。MVPの受賞はア・リーグのエンゼルスに所属していた2021年と2023年に続いて3度目です。
MVPは全米野球記者協会所属の記者30人が投票して選出されるものです。