上手な断り方 提案型と感謝型

高柳キャスター:
公認心理師の川島達史さんによると、忘年会の上手な断り方があります。

提案型
「忘年会は難しいのですが、新年会なら行けます!」

感謝型
誘っていただきありがとうございます。ただ今回は用事があり…」

井上キャスター:
感謝型は何度も使っていました。

自由参加で開催 開始時は代表1人のみ…

高柳キャスター:
東京都内のベリーベスト税理士事務所では、11月7日に自由参加型の忘年会を開催しました。

在籍者約60人に招待メールを送ったそうですが、開始時間に来たのは代表1人のみでした。ただ、1人ずつ増えていって、最終的には7人になったそうです。

3回に分けて開催したそうですが、2回目は5人で、3回目は20人来て、代表はとても喜んでいたということです。

【忘年会のルール(去年から)】
・自由参加OK、中退退出OK
・お酌・食事の取り分けNG
・会費なし ※代表のおごり

ベリーベスト税理士事務所 岸健一 代表
「参加が自由なので、上司も部下もお互い気をつわわない」

井上キャスター:
もう自由参加が当たり前なので、嫌な人は全然行かなくていいと思います。

田中ウルヴェ京さん:
(他の忘年会でも)お酌食事の取り分けは、本当にやらなくていいと思うし、やっちゃダメみたいにした方がいいと思います。

ホランキャスター:
「やっちゃダメ」「やんなくていい」という空気はあっても、「なんだかんだやった方がいいよね」みたいなものがあると、一番気まずいと思います。

井上キャスター:
それが人生の面白みじゃないですか。

「いい」と言いながら、そのやりとりを楽しむのが面白いし、「この子、センスあるんだ。じゃ、仕事頼もうか」となるのもあると思います。

ホランキャスター:
「“見せかけの”やらなくていいよ」はいらないんです。

井上キャスター:
ただ、本当にやらなくていいし、自分でやるのですが、そういうやりとりは楽しいじゃないですか。

田中ウルヴェ京さん:
若いときだったら、同僚がちゃんとやっていたりすると、NGだと言われていたのにみたいな感じがあります。

井上キャスター:
でも、そういう人間が出世しますよ。

ホランキャスター:
それがおかしいじゃないですか。仕事ぶりで出世したいですよね。

井上キャスター:
そういう日本社会を変えていきましょう。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト
慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰