日本銀行の植田総裁は21日の講演で、追加の利上げについて「会合ごとに判断する」との見解を改めて示しました。市場では、12月会合での利上げもあり得るとの見方から、円相場は一日の間に1円ほど円高に振れました。
日銀の植田総裁はきょうの講演で、追加の利上げについて、「集まったデータをもとに会合ごとに判断する」との考えを改めて強調しました。
そのうえで、次回12月中旬の決定会合までは、「まだ1か月あり、それまでに様々な情報が得られる」との認識を示しました。また、為替の変動が日銀が重視している経済や物価の見通しに及ぼす影響については、「真剣に考慮している」と述べました。
植田総裁の発言を受け、市場では、“来月会合で利上げが行われるのではないか”との観測が広がり、外国為替市場で円相場は1ドル=154円台半ばまで、きょう一日の間に1円ほど円高が進んでいます。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









