今季、実質のルーキーイヤーで日本代表候補にも選ばれている脇真大は、1試合平均22分の出場で8.6得点。B3横浜エクセレンスからレンタル移籍した、平良彰吾(父が沖縄出身)も、セカンドガードとしてチームに定着。要所で輝きを放っています。

新戦力・平良彰吾もチームにフィット

開幕時から、リーグでも少数のロスターながら、それぞれが役割を果たしていることが、好調な滑り出しへとつながりました。

一方、ディフェンス部分では課題も。一度流れを奪われると、一気に連続失点を許すシーンが目立っています。

▽小野寺主将
「同じ部分でやられないこと」「ヘッドコーチに言われたことを、チームを通して遂行していくことが大切になってくると思うので、それができていなかったら、チーム内でしっかりコミュニケーションを取ってやっていきたいと思います」

2週間試合のないバイウィークを挟み、月末に再開されるリーグ戦では、渡邉雄太の補強に成功し、リーグ屈指の戦力となった千葉ジェッツとの対戦が控えるキングス。

12月には9試合のホームゲームを控え、目標のタイトル奪取へ向けて熾烈な戦いが予想されます。

来月はホーム試合が9戦 勢いに乗れるか

▽小野寺主将
「千葉でのアウェーから始まるんですけど、12月はホームゲームが多い。沖縄でできるということはホームアドバンテージになると思うので、一人一人がアグレッシブにチームのために戦っていきますので、応援よろしくお願いします」

ホームの歓声を力に変えて、ここから勢いを加速させるキングス。日本一へと歩みを進めます。(取材 片野達朗)