アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫口止めをめぐる裁判で、ニューヨーク州の検察は来週予定されていた量刑の言い渡しを延期することに同意しました。
この裁判は不倫相手の女性に口止め料を支払ったことを隠すために業務記録を改ざんしたとして、今年5月、トランプ氏に有罪の評決が下されたものです。
今月26日に量刑の言い渡しが予定されていましたが、ニューヨーク州の検察は19日、裁判所に対し、量刑の言い渡しを延期することに同意する方針を示しました。
これまでトランプ氏側は「大統領の任務に支障が出るため違憲にあたる」などとして、量刑の言い渡しを延期したうえで、裁判を取り下げ評決を無効にするよう求めていましたが、検察は「裁判の取り下げはしない」と否定したうえ、量刑の言い渡しを「トランプ氏の任期後に延期することも検討すべき」との選択肢を示しました。
今回の検察の要求を受け判事が▼裁判を取り下げるか、▼量刑の言い渡しを延期するのかを判断することになります。
刑事事件で有罪となった大統領経験者はトランプ氏が初めてで、連邦裁判所は今年7月、別の裁判で大統領としての「公務」には「免責特権が認められる」と判断。ニューヨーク州の裁判所はこの判断を受け、量刑言い渡しを二度にわたって延期していました。
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