ブラジルで開かれていたG20=主要20か国の首脳会議は途上国の支援などに多くの議論を割き、終了しました。現地からの報告です。
今回のG20サミットは、中国、そしてグローバルサウスと呼ばれるブラジルなど新興国と途上国のリーダーの存在が高まる会議となりました。
会議では、ブラジルのルラ大統領が掲げる先進国と途上国の間の格差是正や、途上国がより影響を受ける気候変動への強い取組みについての議論が多くを占めました。
一方で、退任間近のアメリカのバイデン大統領はウクライナ支援を訴えましたが、議論には多くの時間が割かれず、欧米の国々からは不満の声が漏れている模様です。
そのアメリカを横目に、中国の習近平国家主席はグローバルサウスの一員だとして、途上国支援を表明、囲い込みを図っています。さらにイギリス、ドイツ、フランスの首脳と相次ぎ会談を実施するなど、トランプ氏の大統領就任前に対中包囲網の切り崩しに向け前進する形となりました。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









