イスラエルと中東レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐり、アメリカがレバノン側に対して停戦案を提示したなどと、ロイター通信が報じました。
ロイター通信によりますと、レバノンに駐在するアメリカの大使は、14日、イスラエルとヒズボラの停戦に向け、ヒズボラとの窓口を担っているレバノンの国会議長に対して停戦案を提示したということです。
停戦案の内容は明らかになっていませんが、関係者は「レバノン側からの意見を聞くための案だ」と話しているということです。
停戦をめぐっては、これまで、イスラエル側が必要と判断した際にレバノン領内での軍事作戦を認めることを条件に求めたとされ、難航していました。
一方、アメリカのワシントン・ポストは、イスラエルのネタニヤフ首相が、トランプ次期大統領に外交的な成果をもたらすために停戦を急いでいるなどと報じました。
これまで、トランプ氏はネタニヤフ氏に対して、ヒズボラやパレスチナ自治区ガザでの早期の戦闘停止を求めたと報じられていて、ネタニヤフ氏の今後の対応が注目されます。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









