特に力を入れているのは、「接客」。学生と会話をしながら、似合う服を一緒に選びます。目指すのは、心を開いてもらえる距離の近い「お姉さん」的存在です。
饒平名さん: 「何色系が欲しい?」
中学生: 「濃い色」
饒平名さん: 「長さ、ちょうどじゃない?良いね、試着室もあるからウエスト合わせられるよ。色褪せのない真っ黒がきれい。ちょうど似合いそう」
中学生: 「めっちゃいいです」
服を探す子どもたちから笑顔がこぼれます。
中学生: 「前回は自分が好きなものを見つけたりとかして、お宝またないかな?って探してます」
「捨てるのではなくて、欲しい人がもらえるというのがいい」
「お金をかけないで、子どもだけで選べるというのが良かったかなと思う」
金額を気にせず、自分が着たい服を自分で選んだ子どもたち。服を選んだあと、感謝のメッセージをつづりました。

▽ボランティア団体「彗」代表 饒平名凜さん
「本当に困っている人に届いてほしい。新しい自分を見つけたり、困りごとが解消されたり、ほかの友達とつながるきっかけになってもいい」
今回のイベントでは、用意した衣服のうち800点が、次の人の手に渡りました。気軽に好きな服を選べる「0円マーケット」。子どもたちの笑顔に繋がっています。