青森県深浦町にある「日本一の大イチョウ」で夜のライトアップが行われていて、通称=ビックイエローが鮮やかな黄色が浮かび上がりました。
北金ヶ沢の「大イチョウ」では、13日午後6時に深浦町の修道小学校に通う児童による点灯式が行われ、2024年のライトアップが始まりました。
このイチョウは、樹齢1000年を超え幹回りは約22m。その歴史の重さは「日本一のイチョウ」として2004年に国の天然記念物として指定されています。
大イチョウの葉は、まだ緑色のものが多く、鮮やかな黄色に色づくためにはもう少し時間がかかりますが、すでに県内外から観光客が多く訪れ写真を撮影するなどして楽しんでいました。
訪れた人は
「大分からです。先月も来たんです。先月はこっちに来ていないので、このイチョウを見たいと来たけれど、ちょっと残念。でもすごく大きいですね。木の神様。手を合わせたくなる素敵ですよね」
ライトアップは、2024年で13回目を迎えるこの時期の風物詩となっていて、40基のライトに照らされた大イチョウは“ビッグイエロー”の名にふさわしい姿を見せています。
町によりますと、大イチョウはまだ2割程度の色づきで、来週末ごろに見頃のピークを迎えるということです。
ライトアップは12月1日まで、毎日夕方4時半~8時半に行われます。