作品に手で触れることで障害の有無にかかわらず、誰でもアートを楽しめる企画展が12日から大分県別府市の太陽の家で始まりました。

この企画展は別府市の社会福祉法人太陽の家にある「太陽ミュージアム」で12日から始ったものです。全盲の文化人類学者、広瀬浩二郎さんが監修していて、会場には彫刻や玩具など32点が展示されています。

太陽ミュージアム(別府市)

すべての作品を触ることができるため、視覚障害のある人を含め障害の有無にかかわらず誰でも楽しめるのが特徴です。

会場には手で触ることに集中して細かな造形など作品の魅力を感じてもらうため、あえて照明を暗くしているゾーンもあります。

この「さわって楽しむユニバーサルアート」は別府市の太陽ミュージアムで11月20日まで開かれています。