大分県杵築市の杵築小学校の150周年記念式典で、パラアスリート2人が児童に夢を持って努力することの大切さを語り、交流を深めました。
1874年に開校した杵築小学校は今年で創立150周年を迎え、11日記念式典が行われました。

記念講演では9月のパリパラリンピック陸上1500メートル知的障害のクラスで6位入賞を果たした大分市出身の十川裕次さんと、豊後高田市出身で2008年の北京パラリンピックのマラソンで銀メダルに輝いた笹原廣喜さんが児童に夢に向かって努力することの大切さを語りました。
このあと、笹原さんが競技用車いすのテクニックを披露し、6年生の代表が体験試乗しました。児童は操作方法を教えてもらいながら車いすを扱い、パラアスリートとの交流を深めました。
(児童)「夢に諦めずに頑張っているところがすごいと思いました」「僕も野球しているんですけど目標を持って頑張りたいと思います」
笹原さんは現在第一線を退いていますが、12月17日に行われる大分国際車いすマラソンに市民ランナーとして出場します。