盛岡市の調理師専門学校の期間限定レストランで、岩手県政150周年に合わせ、郷土の偉人にちなんだランチが提供されます。
それを前に11日は関係者の試食会が開かれました。

これは岩手県とMCL菜園調理師専門学校が、県政150周年に合わせて行った取り組みです。
料理は、盛岡市出身の偉人・新渡戸稲造が食べた洋食を基にしていて、三陸産の海の幸を使ったブイヤベースや、県産牛のローストビーフなど県産食材を豊富に使ったコースメニューとなっています。

調理とサービスを担当する調理科の2年生は今回の取り組みに向けて10月、新渡戸の人柄や功績を学ぶ事前学習も行いました。
11日の試食会には達増拓也岩手県知事などが参加し、生徒たちからメニューの説明を受けながら料理を味わっていました。

(七戸秀彰さん)
「ちょっと緊張したのはあるのですが、当日までに完成度をあげてお客様に最高の時間を過ごしていただけたらと思います」
(川村衣吹さん)
「楽しんで作って、お客様に喜んでもらえるようにがんばりたいです」

新渡戸稲造ゆかりのランチの提供は、専門学校が運営する学生レストランで行われ28日と29日分は、12日予約の受付を開始します。