今年8月、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生して3か月が経ちました。

この地震では、初めて、南海トラフ地震の臨時情報が発表されましたが、野村総合研究所の調査で、臨時情報の発表を4人に1人は知らなかったことが分かりました。

専門家は災害への備えについて「モノ」だけではなく「考え」を備えることが大切だと呼びかけています。

M7.1の地震 初の南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」

今年8月に発生した、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震。日南市で震度6弱、宮崎市や都城市などで震度5強を観測しました。

そして、この地震に伴い気象庁が初めて発表したのが、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」。
備蓄品や避難経路など備えの再確認が呼びかけられました。

(南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会 平田直会長)
「基本的には、巨大地震注意の時には、日頃からの地震への備えを再確認してください」