サッカーJ2リーグ、10日ホームで最終戦を迎えるベガルタ仙台。プレーオフ進出をかけた大一番を前に、森山監督が意気込みを語りました。

J2リーグもいよいよ最終節へ。ホームユアスタに大分を迎えるベガルタ。現時点ではプレーオフ圏外の7位につけていますが、5位山形と6位千葉が直接対決のため、最終戦勝利でプレーオフ自力進出となります。

そんなベガルタの前に立ちはだかる大分とは苦い過去が…。それは2003年、アウェー大分でのJ1リーグ最終節。J1残留をかけた大一番でしたが、大分の守りを崩しきれず、ドロー。降格の憂き目に遭いました。

あれから21年。再び大分と最終節で対峙するベガルタ。森山監督は大分の守備力を警戒します。

ベガルタ仙台 森山佳郎監督:
「(大分は)自陣で守る時にはディフェンダーを5人置いてかなり強固なブロックを組んでくるので、簡単に得点できるような感じではない。最後にものをいうのは、体ごとゴールネットを揺らしにいくとか、クロスが上がる時に3人、4人目が入っていくとか。どこかで無理したり体を投げ出したり、そういったプレーが必要になると思う」

因縁の相手を下し、プレーオフへ。運命の最終戦、ホーム側のチケットは既に完売。満員のサポーターとともに勝利を掴みます。

ベガルタ仙台 森山佳郎監督:
「サポーターと一緒になってユアスタ一体、全員で大分を飲み込んでいく、そういう戦いをしたい」

大分戦は10日日曜、午後2時キックオフです。

プレーオフ進出がかかる一戦。勝利して引退を発表した遠藤康選手の花道を飾りたいところです。