消防車両の事故防止と運転技術の向上を目的とした消防署員に対する安全運転講習会が8日、宮古市の消防本部で開催されました。

講習会には宮古、山田、岩泉、田野畑などの消防署員70人が参加しました。
講義ではドライブレコーダーの映像をもとにした危険予知トレーニングなどが行われました。

このあと宮古市内の自動車教習所に移動し、教習コースを実際の緊急車両で走行する実技が行われました。
参加した消防署員は狭いS字クランクなど誘導する署員と連携を取りながら、運転技術を磨いていました。

(宮古地区広域行政組合 佐々木規夫消防司令長)
「安全運行という意識を常に持ち続けるのはなかなか難しいが、こういった機会を重ねて意識の向上を計ることを繰り返していきたい」

参加署員はそれぞれ真剣な表情で取り組み、安全運転の意識を高めていました。