全国高校ラグビー大分県予選の決勝が10日に迫りました。大分東明と大分舞鶴、9年連続のライバル対決となります。
大分舞鶴 ウイングのサナイラ「プライドを持って東明を倒す」
3年ぶり59回目の花園を目指す伝統校、大分舞鶴。就任2年目の麻生彰久監督の下、ボールを素早く回す展開ラグビーを積み上げてきました。

(センター・吉田快斗主将)「勝つ準備をこの一年間やってきたので、この一年間積み上げてきたものをすべて出すだけだと思っています」
舞鶴の攻撃を引っぱるのはフィジーからの転入生3人。恵まれた体格と瞬発力でボールを前に進め、ディフェンスを切り裂きます。
(ウイング・サナイラ選手)「しっかりプライドを持って東明を倒す、がんばります。しっかりトライを決めます」

バックス陣の磨き上げたパススキルと1年生からレギュラーのフルバック、岡本の精密なキックでエリアを取り、敵陣内で舞鶴ラグビーを展開します。
(吉田快斗主将)「この3年間ずっと行けてなかった花園で存分に自分たちのラグビーを繰り広げられるようにこの3年間やってきたので、その思いを全部ぶつけられるようなプレーをしていきたいと思います」

近年強化しているフォワードに伝統の展開ラグビーを復活して進化する舞鶴は花園に向け最大のライバルに挑みます。