今年9月に山口県山口市で起きた山林火災の消火活動に協力した自衛隊に、7日、感謝状が贈られました。
県から感謝状が贈られたのは陸上自衛隊第13飛行隊で、佐藤秀律飛行隊長に手渡されました。
この火事はことし9月18日、県セミナーパークの裏から火が出て山に燃え広がり、95時間後に、およそ40ヘクタールを焼いて消し止められましたものです。
陸上自衛隊第13飛行隊は3日間、のべ11機のヘリコプターで周防大橋付近から水を汲み取り、計240回放水しました。急勾配の山地での火災で消防車が入れないことから、ヘリコプターからの放水が有効だったといいます。
また県外の基地から派遣された増援部隊の陣頭指揮も執りました。
陸上自衛隊 佐藤秀律 第13飛行隊長
「災害やいろんな緊急事態に対して即応するというのが第一の任務ですので、速やかに対応できるよう日々訓練を積んで練度を上げていきたいと考えております」
第13飛行隊が災害派遣されたのは、今年1月に起きた広島県江田島市の山林火災以来です。
火が出たとき、近くで草刈りが行われていましたが、火事との関係や火が出た原因はわかっておらず、警察と消防で詳しく調べています。
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