岩手県産ブドウで作られた「いわてワイン」の岩手県内での販路の確保を目指して、盛岡市で飲食店などを対象にしたワインの試飲会が開かれました。

この取り組みは、岩手県内のワイナリーや自治体などでつくる「いわてワイン振興協議会」が初めて開催したものです。

7日は、県内で酒の販売や飲食店の経営に携わる関係者およそ60人が集まり、13のワイナリーが手がけた自慢のワインを試飲し、色や香り、味を確かめていました。

(飲食店経営の男性)
「(岩手のワインは)飲む人に色んなメッセージを伝えてくれますので、そのようなワインを見つけたいですし、それが岩手の魅力なんじゃないかと思ってる」
(酒屋に勤める女性)
「ワインというと外国の物のようなイメージが拭えていないと思う。これからは日本・岩手の物に魅力を感じてほしい」

岩手は国産の原料を使用したワインの生産量が全国6位とワインの生産が盛んです。

「いわてワイン振興協議会」はワイナリーの県内での販路確保と、ワインの消費拡大を図ることで、さらに「いわてワイン」を発信したい考えです。