普段食べている給食の牛肉や豚肉がどのように生産・加工されているのかを学ぶ食育授業が盛岡市の小学校で行われました。

(授業の様子)
「このぐらいの小さな子豚なんですけど半年経つと120キロになります」

6日は盛岡市立向中野小学校の3年生およそ160人が、岩手県産の牛肉や豚肉がどのような過程を経て給食として学校に届けられているかを学びました。


これはJA全農いわてなどが県産食材を給食センターに卸している県学校給食会と連携して初めて行ったものです。

(JA全農いわて畜産酪農部・千葉裕也さん)
「生産者さんも大変な思いをして生き物を育てていますので、それをおいしいと言って食べてもらえることが我々の励みになっています」

(児童ら)
「おいしい給食いただきます。いただきます」

座学で学んだあとは県産食材のおいしさを実際に食べて学びました。
メインは給食用に開発されたいわて牛入りメンチカツです。

(男子児童インタ)
「感謝の気持ちをもって食べています。
(味はどうですか?)
 おいしいです」

6日はこの小学校以外にも、盛岡市学校給食センターを利用している小中学校17校のおよそ7100人が同じメニューを味わったということです。