ながらスマホ「画面を注視」って何秒?

今回から「酒気帯び運転」が対象になり、2日酔いの場合ももちろん注意が必要です。前日の夜にお酒を飲んで、翌朝、自転車を運転した場合でも、基準値以上にアルコールが残っていれば違反となります。車を運転する時と同じと考えてください。

もう1つの「ながらスマホ」。自転車を運転しながらスマートフォンや携帯電話で通話をしたり、画面を注視したりした場合は、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金になります。さらに、ながらスマホで交通事故などを起こした場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。

「通話」はすぐに分かりますが、「画面を注視」とは、具体的にどれくらい見続けると違反になるのでしょうか?

よく「2秒以上」という数字を聞くことがありますが、県警によると「具体的な秒数の規定はない」ということです。裏を返せば、少し画面を見ただけでも取り締まりの対象になる可能性があるということです。ただ、赤信号などで自転車が完全に止まっている場合は違反の対象外なので、どうしても使いたい場合は自転車を止めた状態で使うようにしてください。