仙台管区気象台は5日、火山活動が活発化している岩手山(標高2038メートル)の観測強化を図るため、臨時の監視カメラ1台を岩手県雫石町内に新たに設置し、運用を開始したと発表しました。
それによりますと、今回の監視カメラの設置場所は黒倉山から約9キロメートル南にある雫石町長山地区内で、岩手山西側にある黒倉山の噴気の異常や大地獄谷が水蒸気噴火した場合の噴煙の高さを観測するために新設されたものです。これまでに設置された八幡平市柏台と黒倉山に次いで3台目となります。
岩手山は2024年2月ごろから山体の膨張を示す地殻変動が観測されていて、その後黒倉山付近で微小な火山性地震が増加した他、大地獄谷周辺で隆起が確認されるなど火山活動が活発化しています。これらから仙台管区気象台は10月2日、岩手山の噴火警戒レベルを火口周辺を規制する「2」に引き上げ、現在すべての登山道が入山禁止となっています。
新設された監視カメラの映像はシステム改修後に気象庁のホームページで公開される予定ですが、公開時期は未定となっています。
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