2022年12月、元運転手の女性にわいせつな行為をしたとして、警察は5日、南城市の古謝景春市長を強制わいせつの疑いで書類送検しました。

関係者などによりますと、この事件は2022年12月まで古謝市長の運転手を務めていた女性が、運転中に古謝市長から胸をつかまれたなどとして、去年1月に警察に被害届を提出し、受理されていたものです。

警察はこれまで市長や関係者に任意で話を聞いていましたが、古謝市長が2022年12月に走行中の公用車内でわいせつな行為をしたとして、5日、強制わいせつの疑いで那覇地検へ書類を送りました。

警察は書類送検にあたり、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けています。

那覇地検が入る合同庁舎

古謝市長はこれまで市議会の答弁などでセクハラを否定していて、5日、「これまで通り疑惑に関する内容を否認するとともに、引き通き無実を証明していく」と改めてコメントしています。