陸上自衛隊青森駐屯地に所属する34歳の自衛隊員が、2015年から5年の間、後輩の隊員に暴行したり、不適切な指導をしたりしたとして、停職5か月の懲戒処分を受けました。
青森駐屯地によりますと、第5普通科連隊に所属する34歳の3等陸曹は、2015年10月ごろ~2020年9月ごろまでの間、寮で後輩隊員2人に関節技をかけるなどの暴行を加えました。
また、2020年3月には、別の後輩隊員に勤務を代わったことに対してビール1箱を要求し、受け取るといった不適切な指導をし、精神的な苦痛を与えたということです。
3等陸曹は「スキンシップのつもりだった。深く反省している」と話しています。
青森駐屯地は、3等陸曹を停職5か月の懲戒処分としました。
また、37歳の3等陸曹は2020年8月~11月までの間、複数の後輩隊員に好意や性的な内容を伝える不適切なメールを繰り返し送り不快にさせたとして、停職10日の懲戒処分を受けました。