「達郎が歌いそうな曲を書いてみよう」『プラスティック・ラブ』誕生秘話

そもそも「プラスティック・ラブ」は、竹内が夫で楽曲のアレンジャーでもある山下達郎を「驚かせるような曲を書こうと意気込んで書いた曲」だったという。「達郎が歌いそうな曲を書いてみよう、と。それを彼がすごくいい形でアレンジしてくれたので…。あのアレンジの力も大きいと思いますね」と分析し、公私にわたるパートナーへの絶大な信頼を覗かせた。

間もなく訪れるクリスマス。竹内といえばCM曲としてもおなじみの「すてきなホリデイ」が人気だが、番組では、山下達郎が歌うもう一つの日本の定番クリスマスソング「クリスマス・イブ」の驚きの裏話も飛び出した。

「もともと『クリスマス・イブ』は私のアルバムのために彼が書いた曲がボツになっていたのを、彼が掘り起こして自分のアルバムに入れた、というきっかけだったんです」と明かした竹内。

「ボツになったからこそ、彼の曲になり、今があるので、それは良かったということですよね」と、名曲誕生の経緯を振り返った。