帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県新居浜市の「池田食品工場」が10月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったということです。
1958年創業の池田食品工場は、地場企業や幼稚園などを対象に日替わり弁当の製造・販売を手がけ、2017年には1日3000食程度を製造し、2018年2月期の年売上高は4億円近くを計上していました。
しかし2018年に入り、得意先の拠点再編などもあり製造量が大幅に減少、資金繰りが悪化していました。
そうした中、2019年12月には収益力の改善を目的に値上げを実施したものの、直後に新型コロナウイルス感染拡大により得意先の出勤数が減少し、製造量は1日1600食程度まで落ち込み、2023年2月期の年売上高は1億8000万円余りにまで減少していました。
その間、仕入れ先や金融機関の協力を得ながら何とか繰り回しを続け、取引先開拓などで売り上げは回復を見せたものの資金繰りは好転せず、今回の措置をとったとみられます。
負債額は約2億円です。
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