県警察本部の警察官が、特殊詐欺被害者153人分の個人情報を企業や団体に誤って送信していたことが分かりました。

県警によりますと、10月29日、生活安全企画課の40代の男性警察官が、県内58の企業・団体に特殊詐欺被害の件数などをまとめたグラフをメールで送ろうとした際に、誤って特殊詐欺被害者の個人情報を送信したということです。

送信された情報は153人分の氏名や被害金額などです。誤送信先の全ての企業・団体には31日までに削除を依頼していて、現時点では第三者への流出は確認されていないということです。

県警、生活安全企画課の河野直也課長は「職員に対する指導・教養を徹底し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。